出世する人と出世しない人の特徴
- 2018.04.11
- 会社員情報

会社に入社して10年経っても、全く給与も上がらず、出世できない人もいれば、どんどん昇格して気づけば課長もしくは部長となっている人もいます。
もちろん世の中には様々な種類の会社があるので、会社によって求められる人材の能力などによって出世できるかできないかも関係しますが、あくまで一般的に出世できる人の特徴を挙げていきたいと思います。
あからさまに自分の会社の風土と違うと感じましたら、あくまで参考として捉えていただければと思います。
出世できる人の特徴
①人に依頼するのが上手
②社内・社外の人とのコミュニケーションが上手
③常に前向き
④約束は必ず守る
⑤自分の信念(将来像)を持って仕事をしている
⑥仕事の要領が良い
⑦爽やか
⑧忙しさをアピールしない
⑨自信家でありながらも謙虚さを持っている
⑩人の意見や気持ちを汲むことができる
⑪努力家
それでは順番に詳細を説明していきます。
①人に依頼するのが上手
どんなに優秀な人でも自分一人の力で仕事をこなしていくことは限界があります。
自分の力が足りない時の仕事が来た際、その対応の仕方で大きく評価が分かれることにもなります。
こんな時に出世できる人は「誰に何を頼むか」ということが非常に上手な人が多いです。
ただがむしゃらに仲の良い同期や先輩に闇雲に依頼しても問題を解決できないことがほとんどです。
出世できる人は普段から人を観察することが得意で、その人の能力や特徴をよく捉えていることができている人が多いです。
そのため、自分にはできない仕事があってもできる人にピンポイントで依頼し、問題を解決してしまうことが可能です。
また、仕事を依頼されている人も、自分の得意分野をこなしているため、「負担の大きい仕事をやらされた」という意識にならないため、依頼される側も依頼されたことに対して特に気にならないことが多いです。
もちろん何度も何度も同じことを依頼すると、「こいつは自分でやろうとはしないんだな」と思われ、次からはまともに対応してくれなくなってしまいます。
人に依頼して対応していただいたことは、自分のスキルとしても吸収し、同じことを依頼しないようにすることで、どんどん成長することができ、成長サイクルを上手に回すことができるようになっています。
②社内・社外の人とのコミュニケーションが上手
こちらも①と少し似ているのですが、人に依頼をすることが得意な人は、人とコミュニケーションをたくさんとり、その人の特徴をよく把握している特徴があります。
社内の人と上手に付き合えていると仕事で困った際に、助けてくれる人が多いため仕事をスムーズに進めることができ、どんどん出世が速くなります。
また社内の人だけでなく、お取引先様の人や友人・知人などども上手にコミュニケーションをとっていることで、お取引先様が求めているモノを把握し、素早く対応することで社外からの評価を高めることができたり、新しい知識やノウハウを発見することができたりします。
③常に前向き
仕事ができる人も仕事ができない人もどちらの人も同じように必ず失敗をしています。
ただ、その失敗を単なる失敗に終わらすのか、失敗を成長の糧としてしまうのか、この意識だけで全然3年後・5年後の姿が大きく変わってきます。
特にサラリーマンのメリットとしては、「多少失敗してもなんとかなる」ところです。
個人事業主の人だったりすると、1度の失敗で人生を左右してしまうこともあり得ますが、会社に所属している人であれば、多少の失敗をしても他の人がカバーしてくれたり、極端な話会社のお金で解決できることがほとんです。
※会社の信用を失うようなことをしてはいけません。あくまで誠実に仕事をしようとした結果の失敗の話です。
歳を重ねてしまうとどんな人も失敗することがどうしても億劫になってしまうので、新人の頃や若手とされる時期にどんどん挑戦し、失敗することで大きく成長することが可能です。
またトライもせずに失敗しない人よりもトライして失敗している人の方が確実に上司から評価されます。
「失敗すると目立つ」というのもあるかもしれませんが、頑張っている人には誰もが評価をしたくなってしまうものなのです。
④約束は必ず守る
社会人としてだけでなく、人として当たり前かもしれませんが、約束したことは必ず守ることは絶対です。
打合わせの時間や作成しないといけない資料の納期、お客様への納品納期など、約束事は小さなことから大きなことまで様々ありますが、どんなささいな約束事も必ず守るようにしなければなりません。
自分一人の時間を失ったりするだけなら良いのですが、秒速で億を稼ぐ人ではありませんが、本当に優秀な人は会社を動かしており、常に忙しく働いております。
もしそのような人の時間をあなたのせいで無意味に奪ってしまったりすると、二度とそのようなキーマンは相手にしてくれません。
⑤自分の信念(将来像)を持って仕事をしている
出世をしている人は「単に会社で出世をする」という目標ではなく、「将来このようなビジネスマンになる」という明確を持っている人が多いです。
その目標に向かって日々業務を行い、努力を重ねると自然に出世していたという人が多いです。
目標が明確でない人は普段の仕事や努力の方向が定まらず、多くの時間を無駄に過ごしてしまうことになってしまうことがあります。
もちろん「仕事はあくまで生活のため」と割り切り、ある程度の仕事をこなすだけでよいと考える人も多いとは思いますが、よほどお金にゆとりがある人でなければ、少なくとも40年近く働かなければならない人がほとんどだと思います。
そしてこの40年間は競争というものが常につきまとい、上司だけでなく、会社の人や家族、友人・知人、近隣の人などに評価されたり、比較されたり、自分が望んでなくとも周りにいろいろと言われる期間となります。
これにも自分は動じないというハートが強い人もいるかもしれませんが、正直そのような人は極まれだと思われます。
嫌かもしれませんが、「サラリーマンを続けないといけない」という現実をきちんと受け止め、どのようなビジネスマンを目指すかを改めて考え、そこに向かって努力すると新しい道を開拓することが可能になると思います。
⑥仕事の要領が良い
出世している人はとにかくこなしている仕事の量と、その対応のスピードが非常に速いです。
特に「何をやらなければならないか」ということの洗い出しが非常に速くて正確であるという特徴があります。
やることを明確にすると、自分がやれるもの、他の人に任せるものを分類し、人に任せたものはきちんと進捗管理もするため、仕事のミスも非常に少なくなります。
そして何よりも凄いのが、大量の仕事をこなしているにも関わらず、残業ばかりせず、定時になったら仕事を切り上げ、プライベートの時間も大切にします。
もちろん部下に仕事を丸投げし、部下だけに残業させるようなこともありません。
上司の仕事の効率が良いと部下も余計な仕事や残業が増えたりしないので、どんどん会社の雰囲気も経営状況も良くなっていきます。
今あなたがやっている作業のやり方が本当に効率的で要領の良いやり方なのか、常に改善できることを意識することでどんどん成長することができます。
⑦爽やか
ここで外見の話かよと思われてしまいますが、出世している人はやはり爽やかな人が多いです。
爽やかとは単に世の言うイケメンや美人という外見をさしているのではなく、髪型やヒゲなどの最低限の容姿、雰囲気や立ち振る舞いといった部分で爽やかさを出せていると思います。
こちらに爽やかさを自ら失っていないかのチェック事項を挙げておきます。
・髪の毛が伸びきってボサボサではないか
・ヒゲがボーボーではないか
・眉毛がボーボーではないか
・鼻毛が出ていないか
・体臭は問題ないか
・口臭は問題ないか
・体型に合ったスーツ(またはビジネス服)を着ているか
・ズボンの裾が長すぎたり短すぎたりしないか
・靴はきちんと磨いているか
・靴のかかとが擦り減っていないか
・常にしかめっ面になっていないか
・イライラばかりしていないか
・文句ばかり言っていないか
・人に対して高圧的な態度をとっていないか
・人の悪口ばかり言っていないか
・人と目を合わして会話をしているか
・人に説明する際、丁寧に説明できているか
ざっと述べましたが、これらを意識して改善するだけでビジネスマンとしてのオーラなど全然変わってきます。
簡単に変われるのに面倒くさいからといって変えないのは非常にもったいないです。
世の中にイノベーションを起こせるようなサービスを発信できたりすると、これらを意識せず、自分が一番正しいという風に立ち振る舞うことは可能かもしれませんが、そのような人はほんとうに極一部の人だけです。
そこを目指すことも自分の成長につながる部分もあるかもしれませんが、まずは目の前の仕事に対して成果を出すことに集中することも大切です。
⑧忙しさをアピールしない
仕事が優秀で出世している人の特徴として、忙しさをアピールする人は本当に少ないです。
もちろん全てが当てはまるわけではありませんが、「忙しい忙しい」と言う人ほど、実は周りから見た時に大して仕事をしていないように見えることが多かったりもします。
また、仕事を依頼した時に、「今忙しいから」と言うと自分に回ってくる仕事を回避することができることが多いのですが、その人は出世だけでなく、自分の成長する機会を失っており、さらには人に評価してもらえる機会までも失っています。
サラリーマンの辛いところではありますが、サラリーマンが”基本給”を増やすためには、上司などに評価をしていただき、昇給金額を増やしてもらったり、昇格のチャンスをいただくしかありません。 ※副業は除いております。
仕事を依頼してもらえるというのは、その人なら対応できるという確信があり、期待されているからこそ依頼されております。
※もちろん本当の雑務の依頼などもありますが・・・
何よりも「忙しい」が口癖の人は忙しい自分に酔ってしまっている時があり、「忙しい」を聞かされる人がさらに忙しかったりすると、「何を言っているんだ」と思われ、評価が下がってしまうリスクもあります。
とはいっても本当に忙しく、手が回らない時もあると思いますので、その際は要件を聞いた上で、「今〇〇の案件をやっており、××の対応を終えた後となるので、3日後の対応になりますがよろしいでしょうか?」などとやっている作業を明確に伝え、なおかつ納期を自分で言ってしまうことが肝心です。
こうなると、「3日後でいいよ」となるか、もしくは「そちらの案件の方が重要だからこっちのは大丈夫だよ。ありがとう」といった回答が返ってくると思います。
後者の方は何もしていないのにも関わらず、お礼を言われているので、これも非常に重要なポイントとなります。
⑨自信家でありながらも謙虚さを持っている
出世している人は自分に自信を持っています。
立ってるだけの雰囲気からして「あ、自分に自信持ってんなこの人・・・」と感じてしまいます。
中には成功していることを自慢する人もいますが、ほとんどの人は「運が良かっただけだよ」とか、「周りの人に恵まれたね~」など、どこまで本心なのかわかりませんが、謙虚な言葉を出す人が多いです。
あくまでこれは個人的な意見ではあるのですが、本当に一人で一から会社を立ち上げ、自らの力で成功された人は堂々と自慢した方が良い気がします。
ただサラリーマンとしてその会社内で出世された人はやはり後者のように謙虚にした方が良いと思いますし、なによりも実際謙虚な人が多いです。
元々謙虚さがない人は上司から評価されにくくなることが多い気がします。
これは上司の立場になるとわかると思うのですが、上司からしても、どんな人にもいつかは立場を追い抜かれる可能性というのはあります。
それだけ優秀な人が会社の上に立つのは会社にとってメリットもあるのですが、やはり上司も人なので「こいつがいつか自分より上になると嫌だな」と感じてしまうと、なんだかんだ理由をつけて評価を下げたりすることが残念ながら発生します。
そういった出世するチャンスを逃さないよう、どんなに自信家であっても謙虚さというものは大事な要素となります。
そして立場が上になったとしても、謙虚さを失わず、部下を大切にする人が上司になれば、ブラック企業と言われるような会社ももっとなくなると思われます。
⑩人の意見や気持ちを汲むことができる
仕事ができる人の特徴として、人の意見や気持ちを理解してあげることができる人というのを挙げることができます。
世の中には「口下手」というように説明することが苦手だったり、メールの文章などもあまり論理的に記載できていない人もいっぱいいます。
その時にその人を馬鹿にしたり、けなしたりしてしまうのは絶対にダメです。
出来る限りその人の伝えたい本質を理解しようと努力し、こちらから「〇〇を××のように対応すれば良いのですね?」などできるだけ詳細を確認するようにしてあげることが大切です。
自分から確認することで、依頼内容を正確にすることもできますし、説明してくれた人にとっても助かることになるので、対応する内容を誤って無駄な作業が発生することを止めることができます。
もし無駄な作業が発生したり、失敗してしまったりすると「あなたの説明のせいだ」などと責任の押し付け合いになってしまい、例えあなたに責任がなかったとしても、第三者からするとどうでもよく、あなたの評価も残念ながら下がることとなってしまいます。
出世できる人は相手のダメな点を見ようとするのではなく、相手の良い点や、相手の伝えたい本質をよく見抜き、物事の本質を捉えることができる人が多いと思います。
⑪努力家
当たり前なのかもしれませんが、やはり出世している人は非常に努力されています。
努力せずに成功したいというのは成功者の人でさえ持っているかもしれませんが、やはりそうそう甘くないのが社会です。
ただ、本当に成功している人は”努力をしている”という風に感じておらず、”楽しんでいる”感覚で勉強や仕事をやっている人なのだと思います。
なかなかこの感覚になるのは難しいかもしれませんが、勉強も仕事も楽しい!と思えるようになると気づけば出世もできて楽しいサラリーマン生活を送ることができると思います。
そうなると人生自体が本当に素晴らしいと感じることができるのかもしれません。
⑫常に「提案」を意識して仕事をしている
仕事ができる人の特徴に上司に対して常に「提案」を付け加える人が多いと思います。
仕事で何か問題などが発生した際、事実だけを上司に伝えて問題の対応方法を上司に伺うことがよくあります。
仕事ができる人は、その問題に対しての「対応方法」までをきちんと考え、上司に「問題」を伝えた後に「対応方法」までを伝えた上で、上司の判断を仰ぐ人が仕事ができる人に多いと思います。
さらに優秀な人は自分で考えた対応方法に上司が決断するように仕向けてしまいます。
自分で考えた対応方法なので解決までの道筋も把握しており、仕事を効率的に行うことが可能となるので「仕事のスピードが速い」と評価をさらにあげることができてしまいます。
上司もトラブルが発生した際、すぐにベストな対応方法を見出せるとは限りません。
そんな時に「問題ないな」と思える対応方法を提案すれば上司も非常に助かることになります。
普段の業務の中で判断を全て上司に丸投げしていないかチェックしてみるのも良いと思います。
色々と書いてきましたが、あくまでも人生「仕事が全てではない」というのももちろんその通りだと思います。
家族ができると特にそう感じることができます。
仕事が忙しくて自分の子供にまともに会えないとなると、正直「何のために生きているのだろう」と感じてしまってもおかしくありません。むしろ感じる方が正常なのだと思います。
それでも子供を育てるためにも「働く」ということはほとんどの人にとって必要なので、少しでもその「働く」ということを楽しめる人生にすることができれば、さらに人生が豊かになると考えております。
ただし、休みもなくサービス残業だけを繰り返し、仕事も楽しいと思えていないのであれば、大変かもしれませんが転職を意識された方が良いのではとは個人的に思います。
次に出世できない人の特徴についてですが、
こちらは基本的に出世できる人の特徴の裏返しとはなりますので簡単に説明していきます。
出世できない人の特徴
まずは出世できない人の特徴を列挙いたします。
①人に依頼するのが苦手
②誰ともコミュニケーションを取らない
③発言が常に後ろ向き
④約束を守らない
⑤ただ単に日々の仕事をこなしているだけ
⑥仕事の要領が悪い
⑦陰湿
⑧忙しいが口癖
⑨態度が横柄
⑩人の意見を遮る・意図を考慮しない
⑪努力しない
⑫自分の頭を使わずに仕事をしている
それではそれぞれ簡単に説明していきます。
①人に依頼するのが下手くそ
出世できない人は自分が理解していないことを平気で人に依頼することが多々あります。
そのため部下に質問されても明確な回答ができず、最終的に出てきたアウトプットが上司が求めるアウトプットではない。
そして、さらには「そのアウトプットを作ったのは〇〇さんです。」と平気で責任を転嫁します。
ただし責任を転嫁される側の人は安心してください。
上司はほとんどの人がきちんと理解できています。
なのでこのような仕事のやり方をしている人は必ずと言っていいほど出世はできません。
②誰ともコミュニケーションを取らない
よく「人とじゃれあうつもりはない」とか、「自分の仕事だけやってればいいやん」など、他の人と連携したり、普段からコミュニケーションをとることを避ける人がいますが、サラリーマンをしているのであれば、このやり方は正直もったいないと思います。
もちろんきちんと仕事をしているのは大事なのですが、仕事だけできていても「付き合いにくい」、「嫌なやつ」などともしも思われてしまうとやはり会社は団体で行動する場所なので、そのような印象を持たれてしまうと出世に影響はどうしても出てしまいます。
優秀で仕事もできて、自分の力でお金を稼ぐことができ、会社の人と仲良くしたりしたくないという人は個人事業主になるか、自分の城となる会社を代表者として設立された方が人生順風満帆になると思われます。
会社の飲み会なども必要以上に行く必要はないと思いますが、誰かが異動する際の送別会や新年会など、大きなイベントの際にはきちんと顔を出し、いろんな人とコミュニケーションをとることは団体生活の中では大切なこととなります。
③発言が常に後ろ向き
どんな時にも発言がとにかく後ろ向きな人がいたりします。
「私にはできません。」だったり、「なぜ私がやらないといけないのでしょうか?」だったり、「だるい」、「しんどい」など挙げだしたらキリがありませんが、そういった人は本当に会社内にたくさんいます。
そういった発言ばかりしている人と一緒に仕事をしたいと思うでしょうか?
もちろん避けられてしまうのは必須となってしまいます。
本人はもしかしたら「仕事が減ってラッキー」というここだけ前向きな発言をするかもしれませんが、それでたくさんのお給料をもらうのは正直難しいです。
正社員ならすぐにクビになったりはしませんが、会社の経営陣からは「どうやって切り捨てよう」と考えられる対象人物になってしまう可能性があります。
④約束を守らない
会議の時間だけでなく、出社する時間などはきちんと守るようにしましょう。
たった5分の遅刻ぐらいいいやと思う人は、そのたった5分の遅刻のせいで上司からの評価が下がってしまうリスクを抱えていることに十分注意が必要です。
また、最近は36協定について世間で騒がれています。
確かに一時期は「残業する人ほど出世できる」というのは実態としてあったかもしれませんが、今は本当に必要な時しか残業を許していない会社が増えています。
忙しそうでもないのに、残業をしていると評価が下がってしまうリスクがありますので、十分に注意しましょう。
⑤ただ単に日々の仕事をこなしているだけ
出世できない人は、日々の業務をこなすことしか考えておらず、ビジネスマンとしての将来像をきちんと描けていない人が多いです。
そのためせっかく日々仕事をしてノウハウを身につけられるチャンスがあるにも関わらず、将来像がないためノウハウをきちんと吸収しきれていないことがあります。
きちんと将来像を描き、それに向かって日々業務に取り組むと毎日が充実し、成長し、結果的に出世もできるということがよくあります。
⑥仕事の要領が悪い
世の中には「生活残業」という言葉があり、わざと仕事を遅くして残業を行い、残業代を稼ぐ人もいたりします。
残念ながらそういった人は基本的に上司にバレています。
わざとではないけど、どうしても他の人よりも時間がかかってしまうという人もいるとは思いますが、
「なぜ他の人よりも仕事が遅くなってしまうか」ということをきちんと意識し、分析することで仕事の要領・効率を上げれるようにしなければ出世することは困難になってしまいます。
⑦陰湿
常に陰で人の悪口を言ったり、人が失敗することを喜んだり、しまいには人が失敗するように仕向けたりする人も世の中にはいます。
そういった人はその時は人の悪口を言ったりして楽しんでいるかもしれませんが、人の噂をするその人も噂をされています。
身に覚えがない話を上司から言われると、「そんなこと言っていない」で通るのですが、残念ながら言い逃れはできないので、上司の評価も下がり、会社の人たちからも敬遠されたりしてしまうので、会社に居場所を失ってしまいます。
⑧忙しいが口癖
常に「忙しい。忙しい」と口癖のように言っている人がいますが、残念ながら周りからは忙しい人なんだなとは思ってもらえません。
本当に忙しい人は「忙しい」を発する前に作業に集中しているか、他の人と一生懸命仕事を進めようと動き回ったりしています。
そして「忙しい」と言っているといざ重要な仕事があるときに、その仕事を任してもらえたりしなくなります。
そうすると他の人が重要な仕事をこなすと、必然とその人の方が評価が上がることになります。
自分がやっている作業が本当に忙しいのか、周りと比較したり、冷静に分析し、「忙しいだなんて言ってられないな」と思いなおすことも大切です。
⑨態度が横柄
どこからその自信が来るのか?と思えてしまうほど、なぜか態度が非常に大きい人がいます。
そういった性格の人なのかもしれませんが、残念ながらそういった人は会社の上位のポジションにつくことは難しいです。
なぜなら部下がその人を避けてしまうからです。
部下がいないと大きな仕事をこなすのは難しく、いくら優秀でもできる範囲が絞られてしまいます。
基本的に自分の地位があるのは、自分の実力だけでなく、周りのサポートもあっての結果です。
感謝の気持ちもを持ちながら人と接することが大切です。
⑩人の意見を遮る・意図を考慮しない
会議などの場で、自分の主張ばかり行い、人の意見は聞く耳もたず、さらには発言すら遮ってしまう人が世の中にはいます。
もちろんその人が非常に優秀ということもあるかもしれませんが、⑨と同じでそのような人からは自然と人が離れていきます。
また説明するのが苦手な人に対して、言葉尻を捕らえるだけの反論をしたり、何かトラブルがあった時に「あなたがそう言いましたよね?」という風に相手が完全に悪いという風にする人がいます。
確かにきちんと説明できない人にも問題があるかもしれませんが、出世できる本当に優秀な人は相手の特徴を掴み、相手の発言の意図をきちんと汲み取ろうとする人が多いです。
そうするとことで仕事のリスクを減らすこともでき、自分自身の評価も上げることができるようになります。
⑪努力しない
「仕事は生活のため」と割り切っている人によくあるのですが、仕事のための努力はしないという人もたくさんいます。
もちろん人の価値観はそれぞれであり、仕事が全てではないというのも正しいのですが、残念ながらほとんどの人は仕事をしないと食べていけないという人がほとんどです。
そしてほとんどの人は40年ぐらいは働くことが必要になります。
もしかすると今後は年金ももらえなくなり、50年、60年・・・と働かなければならないということもあり得ます。
少しでも出世し、仕事を楽しめることができれば人生さらに幸せになると思います。
仕事のための努力も怠らないことは大切です。
⑫自分の頭を使わずに仕事をしている
仕事を単にこなすだけで、自分の頭を使わずに仕事をしている人もたくさんいます。
上司に何かを報告するにあたっても、「こんな質問が返ってくるかも」など少しでも意識しておくだけで仕事の効率やいざ何か質問がきた時の対応が全く変わってきます。
質問が来た時に何も答えられないと、「あ、こいつ何も考えてないな」の評価がついてしまい、仕事の評価は一気に下がってしまいます。
人間一度評価が下がってしまうと、評価を取り戻すのは非常に難しくなるので、普段から評価を下げないように物事を考えて行動することが非常に大切です。
人間いつ死ぬかはわかりませんが、人生のほとんどを仕事に費やすことにはなるので、仕事を楽しむということは非常に大切なことです。
どうような将来像を描くか、改めて見つめなおし、仕事を楽しみ、人生を充実させることができれば、自然と出世もできるかもしれません。全く当てはまっていないという人もいれば、ほとんど当てはまってるという人もいるかもしれません。
このサイトを見ということは仕事で悩んでいる人なのかもしれませんが、改めて自分の将来を描きなおし、人生を楽しみましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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