初めての一人暮らしの注意点や必要な物と不要な物
- 2018.04.21
- 生活情報

親元を離れて初めての一人暮らしは期待と不安がたくさんでワクワクしますが、一人暮らしをするにあたり注意点や必要な家電や便利道具をご紹介しますので是非参考にしていただければと思います。
一人暮らしをスタートする際の注意点
①家電や家具を配置するためのサイズをきちんと測る
初めての一人暮らしあるあるで、気に入って購入した家電や家具が部屋に入りきらないことが発生します。
1cmでも家具のサイズが配置場所より大きかったら家具を置くことは不可能となります。
そのようなことを避けるためにも、部屋のサイズをきちんと測った上で、家電や家具を購入するようにしましょう。
②家電や家具などを購入する予算を決めておく
初めての一人暮らしは自分が好きなように部屋をアレンジできるので、おしゃれな家電や家具をついつい購入したくなります。
この欲求を抑えるのは結構きついのですが、きちんと予算の中で最大限おしゃれな部屋にできるように頑張りましょう。
予算以上の家具を買い揃えてしまうと、いざ生活をするためのお金が足りず、しばらくはもやし生活が続いてしまうなんてこともありますので注意が必要です。
最初に全てを揃えようとせず、3ヶ月間バイトや仕事をして貯めたお金でお気に入りの家具を一つ追加していくなどでも、十分楽しめるので、長期ビジョンを持って購入するものを考えて行きましょう。
③収入もしくは仕送金額に見合った部屋を賃貸する
よく聞く話として、家賃は大体収入の3割から4割程度に抑えるべきだという話をよく聞きます。
もちろん家賃は固定費となりますので、安ければ安いほど貯金ができたり、家賃以外にお金を回すことができるので安いに越したことはないです。
ただあまりにも古い家だったり、会社や学校からあまりにも遠すぎる家に住んでしまうと通勤時間だけで往復2時間以上割いてしまうことになります。
もちろん通勤時間に勉強したりすることで有意義に活用することもできますので、こればかりはその人の価値観次第かもしれません。
私は1分でも多く寝たい人間なので、少しばかり家賃が高くても会社からできるだけ近いエリアに住むようにしています。
それでも家賃が収入の5割以上を超えてしまうと、家賃のために仕事をしているようなものになってしまうので、収支のバランスを考えた部屋に住むようにしましょう。
一人暮らしに必要な電気製品一覧
①冷蔵庫
②洗濯機
洗濯機がないと洗濯物が全て手洗いになってしまいます。(江戸時代か!)
高級な洋服であれば手洗いの方が良かったりしますが、基本的に洗濯物はまとめて洗濯機でやってしまいましょう。
その際に洗剤を入れすぎたりしないように注意が必要です。
また洗濯物をベランダに干せず、部屋干ししないといけない人は、部屋干し専用の洗剤を使用することをおすすめします。
部屋干しは洗濯物が生乾きの匂いがしてしまいますし、部屋の中の匂いも正直臭くなります。
部屋干し用の洗剤を利用すると生乾きの匂いを防いでくれるのでおすすめです。
もしもお金にゆとりがあるのであれば、ドラム式洗濯乾燥機も非常におすすめです。
最近のドラム式洗濯乾燥機は優れもので、洗濯物にアイロンをあてたかのように綺麗にシワを伸ばすことができてしまいます。
さらには洗濯物を干す必要がないため、家事の時間を大幅に削減することができるので、勉強や遊びなどに時間を有意義に使うことができてしまいます。
ただしドラム式洗濯乾燥機は20万円ぐらいしてしまうので、初期費用が潤沢な人しか購入するのは難しいかもしれません。
③電子レンジ
こちらも生活するには必須の生活家電となります。
現在は色んな機能がついた電子レンジもしくはオーブンレンジがありますが、正直食べ物(お弁当がほとんど)を温めるぐらいしか使いませんので、高価な電子レンジを買う必要はありません。
料理が好きで、パンを焼いたり、色々な料理をオーブンレンジで作りたい!という人以外は通常の電子レンジが一番使いやすくておすすめです。
④炊飯器
大学生でも社会人でも、1人暮らしだと料理をしなくなる人が多いとは思います。
外食はおいしくて片付けも不要なので楽ですが、お金もかかり、さらには塩分もかなり高いです。
たまには自分でご飯を炊いて、少しでも健康を意識して野菜などを食べるようにしましょう。
炊飯器も最近は非常に高価なものがありますが、普通の炊飯器でも十分美味しいご飯が炊けますので欲しくなってしまっても安価な炊飯器で十分だと思います。
将来結婚して家族が増えた際に大きくてご飯がさらに美味しく炊ける炊飯器を購入すれば良いと思います。
⑤テレビ
最近はテレビを買わないという人が増えている時代ではありますが、なんやかんやでテレビから得られる恩恵はあると思います。
また一人暮らしだとふとした瞬間に「なんか寂しいな」と思ってしまうことが多々あります。
そんな時にテレビをつけているだけでなんとなく気が紛れて少しリフレッシュすることもできます。
一人暮らしに必要な家具
①ベッド
一人暮らしに必ず必要な家具はベッドであると個人的に考えております。
なぜなら人間の身体を一番回復できる方法が睡眠であり、睡眠は人間にとって必ず必要な行為だからです。
床に布団を敷いて寝るからいいやと思う人もいるかもしれませんが、初めての一人暮らしは母親が掃除や片づけをしてくれません。
掃除に慣れていないと床は一番最初に汚れ始め、寝るスペースがなくなってしまいます。
不思議なことにベッドの上に物が溢れるのは床に物を置くスペースがなくなった限界の時だったりします。
もちろんそうならないように常に部屋を綺麗にすることは大事ですが、疲れていたり忙しい時はなかなか掃除に手が回らないことが多いです。
そんな時でもベッドの上にだけは物を置かないように心掛け、しっかりと睡眠をとることが勉強や仕事を継続できる基となるはずです。
②ローテーブル
一人暮らしの部屋で1Kぐらいの広さだと、様々な家具を配置するのは困難です。
ご飯は椅子に座ってテーブルで食べたいという人も多いかもしれませんが、狭い部屋に椅子を置くのは正直邪魔になります。
また椅子は勉強したりご飯を食べる時は確かに便利ですが、くつろぐために横になってテレビを観たりすることができません。
ローテーブルでご飯を食べて、勉強をして、パソコンもするという風にすると、椅子が不要になるので、ソファーを置くスペースができたりします。
ベッドがあるからソファーはいらないと言う気持ちになるかもしれませんが、ソファーでくろいでテレビを観たり、本を読んだりする時間は非常に気持ちが良いものなのでおすすめです。
また、家具を全て低いものに統一すると、部屋が広く感じると言うメリットもあります。
ベッド・ソファー・ローテーブルとすると、かなり部屋がいっぱいになる気がしますが、全て高さが低いので部屋の圧迫感があまりなく、広くて快適な空間にすることが可能です。
③テレビ台
テレビを買うのであれば、テレビ台は必須です。ごく稀に床にテレビを置いている人もいますが、テレビが観にくいですし、なによりも全くおしゃれ感がありません。
また、大きすぎるテレビ台(上に棚などがついているテレビ台)を購入してしまうと、部屋に圧迫感が出て、さらには設置できるテレビのサイズが限定されてしまうのであまりおすすめではありません。
一人暮らしに便利な100円均一商品
①コップ
一人暮らしであればコップの種類(ガラスやプラスチックなど)はなんでも良いとは思いますが、コップは最低6個ぐらいはあった方が良いと思います。
100円均一であれば、それでも600円+消費税で済んでしまいます。
なぜ最低6個かと言いますと、朝・晩に1つ使ったとしても、3日は食器洗いをしなくて済むからです。
「食器洗いぐらい毎日するよ」と思われるかもしれませんが、料理をする人であればともかく、料理をしない人はコップを洗うという行為が非常に面倒です。
それでも流し台にコップがわんさか増えてくると「さすがに洗うか」という気持ちになるのが大抵3日目です(笑)
嘘だと思う人はコップを2つもしくは4つだけで試してみてください。
すぐにコップを追加することになると思います。
3日以内に洗い物をするのも嫌だという人は、使い捨ての紙コップにしてしまうのも便利ですが、毎回コップを使っては捨てるという行為が全くエコではないので、正直おすすめはしたくないです。
②食器
あれば便利な食器を以下に挙げて行きます。
・お茶碗2つ
・お椀2つ
・醤油用などの小皿2つ
・小さな惣菜などを入れる小皿2つ
・カレー用のお皿2つ
・お茶漬け用の大きなお茶碗2つ
・ラーメン用のお皿2つ
これらの種類があればとりあえず困ることはないと思います。
料理が好きな人は作る料理の大きさに合わせて様々な大きさのお皿を購入するとさらに料理を楽しむことができると思います。
またなぜ2つずつなの?と思われるかもしれませんが、恋人がいるように見栄を張れるから・・・というのは冗談として、家族や友達が遊びに来た時に、2つずつあると何かと便利です。
ただしお皿を収納するスペースに全くゆとりがないのであれば、あえて2つずつ揃える必要はありません。
これもお部屋の大きさや収納スペースと相談しながら決めていただければと思います。
③食器洗い用のスポンジ
100円均一のお店にはたくさんの食器洗い用のスポンジが置いてありますが、おすすめのスポンジがこちらのタワシとなります。
こちらのスポンジは食器の汚れを落としやすく、作りもしっかりしていて長く使うことができるスポンジなのでおすすめです。
100円で4つもスポンジが入っている点も非常にポイントが高いです。
安物であからさまに「スポンジ」というスポンジは正直すぐにへたってしまうので、あまりおすすめはしません。
また、洗剤のいらないスポンジなどもありますが、こちらも個人的におすすめしません。
一度使うと使い物にならないぐらいスポンジがボロボロになり、100円とはいえコストパフォーマンスが高いとはとても思えません。
※あくまで私個人の意見となりますのでご了承ください。
④排水溝の水切りネット(キッチン・お風呂)
排水溝に食べ残しのカスなどを捨てると、匂いがひどくなり、さらに掃除も非常に大変です。
排水溝に水切りネットをしておくと、ある程度ゴミが溜まった段階で水切りネットを捨てるだけで掃除の手間を大幅に減らすことが可能です。
これはキッチンだけでなく、お風呂の排水溝にも使用することがおすすめします。
お風呂も髪の毛などで想像以上に汚れてしまうので、定期的に掃除するよう心がけましょう。
・キッチン用
・お風呂用
⑤使い捨て用ポリエチレン手袋
排水溝を掃除する際、素手で掃除をするとぬめりなど非常に気持ち悪いです。
また衛生面上にも問題があり、私が大学生の頃、排水溝の掃除をした翌日は顔に吹き出物などができて肌が荒れるということが非常に多かったです。
排水溝を掃除したことが原因かは定かではありませんが、個人的には手が汚れて、その手で顔を洗ったりしていたからではないかと思っています。
※もちろん排水溝を掃除した後はきちんと手を洗ってましたが、それでもやはり翌日はよく肌が荒れることが多かったです。
このような現象を防ぐために便利なのが、こちらの使い捨てのナイロン手袋です。
なんと100円にも関わらず、100枚も入っているというスーパーお得商品です!
箱から取り出すのも簡単で、汚れた箇所を掃除する際には大活躍してくれるので本当におすすめです。
⑥お風呂で体を洗うタオル
お風呂で体を洗う際、タワシなどを使用している人も多いと思いますが、おすすめはタオルタイプがおすすめです。
背中を洗うのも簡単ですし、何よりもタワシよりも非常に長く使えてコスパが非常に良いです。
是非一度使用していただければと思います。
一人暮らしに便利な無印良品で買うべき商品
①コロコロ(本体)
正式名称はなんと「粘着カーペットクリーナー」というらしいです。知らなかった・・・
正式名称が長くてすぐに忘れてしまうので、やはりコロコロで話を進めます。
一人暮らしに必須なアイテムは改めてこのコロコロです。
床の掃除や布団や洋服に着いたホコリも簡単に取ることができる便利ものです。
玄関や洗面台に落ちている髪の毛などもコロコロで一発で取れるので、どこででも大活躍してくれます。
また、コロコロは100円均一にも売っているのですが、100円均一のはあまりおすすめしません。
なぜなら作りが全然しっかりしていなく、コロコロするだけなのに使い勝手が非常に悪いです。
その点、無印さんのコロコロは少しだけお値段が高くなってしまいますが、作りがしっかりしており、コロコロを収納する台を立てることもでき、台の作りもしっかりしているので非常におすすめです。
コロコロの本体は無印さんで購入し、コロコロの粘着テープに関しては100円均一で購入するというのが一番コストパフォーマンスが高いと個人的に思っております。
②クイックルワイパー(本体)
こちらもお掃除用の道具となりますが、これも100円均一のものではなく、無印さんのクイックルワイパー本体を購入することをおすすめします。
コロコロと同じで作りがしっかりしているので、長く使うことが可能です。
一人暮らしに買わなくても大丈夫な物
今までは必要な物を紹介してきましたが、ここからはなんとなく買ってしまいそうだけど、別に買わなくても大丈夫というものを紹介したいと思います。
①掃除機
一人暮らしにも関わらず、3LDKなど広い部屋に住んでいるのであれば別かもしれませんが、1Kの部屋では掃除機はなくても困ることはほとんどありません。
床が一面カーペットもしくは畳という人はダイソン並みの吸引力の掃除機が必要かもしれませんが、今の時代ほとんどがフローリングです。
フローリングの掃除は「クイックルワイパー」か「コロコロ」もしくは「雑巾」などで簡単に吹くだけで非常に綺麗になります。
なんとなく実家に掃除機あるし、自分にも必要かな?と思って買ってしまう人がいますが、一人暮らしで掃除機を持っている人の掃除機を見ると、掃除機の上に埃が溜まっていることがほとんどです。
なんのための掃除機なのか・・・と思ってしまいますが、それぐらい一人暮らしには不要なのです。
②ミシン
「ミシンなんかいらないわ」と男性ならほとんどの人が感じると思うのですが、女性はなぜか一人暮らしを行う際にミシンを購入しよう、もしくは購入したいと思っている人が意外といたりします。
正直今の時代にミシンを使うことはほぼ皆無です。
昔はボロボロのタオルを雑巾にするためミシンを使ったりすることも多々ありましたが、今の時代は100円で雑巾を簡単に買えてしまいます。
服でさえも100円均一に売っている時代なので、自分で布から服を作ったりなどはそういった専門のお仕事に就いている人・もしくは就こうとされている人以外には残念ながら不要の代物となっています。
ただし、ボタンが取れたりした際、ボタンぐらいは自分で直せた方が良いと思いますので、小学生の時に購入した裁縫箱ぐらいは持っておいた方が良いとは思います。
最後に
私自身大学生の頃から一人暮らしを始めておよそ12年間ぐらいは一人暮らしをしてまいりましたので、ある程度一人暮らしの経験値は積んだ方だと思います。
おかげさまで掃除などの家事も得意になり、料理も簡単なものであればそこそこ作れるようにもなり、結婚してからも妻に「助かる」と言ってもらえるぐらいにはなりました。
正直私の心の中では妻より家事できている自信はありますが。(あくまで心の中で思っているだけです 笑)
また一人暮らしを始めると改めて親への感謝の気持ちや敬意と言うものを感じることもできました。
親に言葉に出して感謝をすることを恥ずかしいと感じてしまう人も多いとは思いますが、実家に帰った際にはお土産を買って帰り、渡す際に「いつもありがとう」など一言言ってあげると親は泣くと思います。
私も今は2児の親になったので、子供の言葉1つ1つがとても大きいということを知ることができました。
一人暮らしは自分の人生の経験値を上げてくれるだけでなく、精神面なども強くしてくれるメリットもあります。
初めての一人暮らしでは不安もあると思いますが、大きな期待と希望を持って一人暮らしをスタートしてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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